宇宙的な繋がりで結ばれ、元はひとつだったものが2つの魂に分かれた存在でもあるツインレイは、あなたにとっては他の誰と比べても特別な間柄の相手です。
そんなツインレイですが、最終的に再度魂の統合を迎えるまでの間に、さまざまな段階を経ることになります。
その数ある段階のうちのひとつが、ランナーとチェイサーに分かれる期間。
今回は、ランナーとチェイサーのうち、ランナーに焦点を当て、詳しく解説していきたいと思います。
ツインレイの役割のうち、ランナーとはどういうもの?
ツインレイが統合を目指す過程の中で、どちらかがランナー、もう一方がチェイサーという役割を担う時期があります。
もう少し詳しくいうと、ランナーは逃げる側、そしてチェイサーはそんなランナーを追う側となります。
ランナーの役割を担うのは主にツインレイのうち男性側であることが多くなっています。
なぜ運命的な相手であるはずのツインレイの片割れからランナーが逃げるのかと言えば、それはランナーが自分自身の魂の成長を妨げる「ブロック」を無意識のうちに感じ取るからです。
たとえば、自分自身の向上心のなさや他者に対する傲慢な気持ちなどから、恐怖心や罪悪感を覚えることが多いようです。
そして、このような自分自身に対する失望と、それを乗り越えることができないジレンマから、ランナーはチェイサーの想いを受け止めきれず、2人の運命を諦めてしまって、結果としてチェイサーの前から去ってしまうのです。
要するに、自分の心や魂を守るためというエゴから、ランナーはチェイサーから逃げ出してしまうわけですね。
しかし、当然ながらこのままでは、ランナーも、そしてチェイサーも、ツインレイとして必要な成長を遂げることはできません。
ランナーがチェイサーの元から逃げている間、一時的に2人が離れて過ごす「サイレント期間」に突入することになります。
ランナーはこのサイレント期間中に自分自身と向き合い、欠点を克服しなければなりません。
そうしてランナーが逃げてばかりではなく自分自身を律することができた時、一度は逃げ出してしまったチェイサーからの大きな愛情を受け取ることができるようになります。
その上で、離れて過ごしているチェイサーの側も必要な学びと経験を得て魂の成長をきちんと遂げた時、2人は統合に向かって再び出会うことができるのです。
最後に
ツインレイと築く関係は、他のどんな人と育んでいくそれよりも特別なものです。
ですがそんな2人が魂レベルで抱える目的を果たすための道のりは、決して平坦なものではありません。
今回は特にランナーの担う役割や立ち向かうべき試練について紹介してきましたが、試練を乗り越えた先で得られる魂の成長無くして、2人が真に結ばれることはないのです。
2つの魂が完全に統合するというこの上ない幸せを目指して、ランナーはまず自分自身に立ち向かっていくことが大切だと言えるでしょう。